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この時期、湿度の高さにはうんざりですね。
私は天気が悪いと頭痛になりやすいし、体調も崩しやすく気分も滅入る。 だからと言っても乾燥しすぎも、水分量の減っている若くないお肌にはきつく、 かっさかさで粉もふくし、肌荒れも起こす ![]() 年々いろんな意味で柔軟性がなくなり … 悲しいお話。 さてさてこの湿度の高い時期、楽器には一番辛い季節 ![]() 1台のピアノは特に繊細で、湿度の激しいこの季節に耐えられる精神力も体力もない子です。 このピアノは実力はあるのですが、それを発揮できる環境が限られていて、 すぐに湿度の変動で心身ともにやられ、ご機嫌損ねておかしな歌い声になる、 扱いの難しい子なのです。 エアコン除湿で湿度を適切にはできても、部屋が冷えすぎて、 柔軟性がなくなっている私の体の方が耐えられず、今年は新たに除湿機導入。 購入にあたっていろいろ調べてみれば、最近の家電は進化しすぎてて、 逆に有り難くない製品ばかり! 昔の除湿機は湿度設定がいろいろできたものがあったのに、 最近のは、まぁ賢すぎてほとんどの機種が自動で運転。 楽器のことなど考えて作られているはずもなく、 頼んでもいないのに60%くらいで勝手に気をきかせて運転停止。。。 それでは楽器には多湿なんですよ~ ![]() 何とか手動で設定できる機種もあったのですが、ほぼ唯一 ?! ではないでしょうか ![]() 数年前の除湿機からすれば相当進化しているわけですが、 良いに違いない!はずのサービスが良いとも限らないし、 サービス過剰でかえって不親切、便利すぎるがための不便 ... そのようなことも意外とあるのではと思います。 良く考えてみると、便利になったための代償は大きいように思います。 様々なものが、人間の代わりにやってくれるので、 体を使ったり、頭を使ったり、気を配ったりしなくてよくなり、 おかげさまで五感はもれなくすべてが鈍り…… 技術の進歩によって、人間そのものは退化していく矛盾 ![]() … こ.わ.い.お話。 |
先月、小旅行気分で群馬県立近代美術館に行ってきました。
![]() ![]() 陶酔のパリ・モンマルトル1880-1910 ~「シャ・ノワール」をめぐるキャバレー文化と芸術家たち~★ パリ万博のあった頃、フランスは芸術の様々な分野において、 多彩でとても面白い時代、まさにベル・エポック♪ そんな時代にキャバレー「黒猫」には音楽家・画家・文学者芸術家たちが 出入りし、交流し、芸術そのものが複合的に広がりと、発展していきました。 ドビュッシーやサティーも出入りし、その影響は彼らの作品に息づいています。 展覧会では映画の前身である影絵も再現上映されていました。 当時キャバレーで演奏されてた曲の楽譜や、当時のメニュー等も展示されていました。 装飾の施されたプレイエルのピアノも置かれていて、 会場内でコンサートも催されるようでした。 都内で開催される展覧会と違って、ゆっくりじっくり鑑賞できました。 比較的広く芸術が浸透し、賑やかで、彩り豊かな、楽しい時代といったイメージは 私には、自由で多彩で庶民にも広く浸透、交流した文化的レベルの高かった 日本の江戸時代とリンクする部分もあるように感じられます。 現代は芸術も含め、いろんなことが混沌としすぎている時代。 今は発展していく面白さより、原点回帰する真逆の時代なのかもしれません。 だからこそ、賑やかしい雰囲気が浮かぶその時代に、 憧れのような興味をより一層感じるのかもしれないですね。 |