先日、ブーレーズのピアノ独奏曲全曲コンサートに足を運びました。
素晴らしい演奏に感嘆と感動し、刺激を受けて現代ものへの熱が沸々と湧いてきました。 私も時々ブーレーズを暗譜で弾いてましたが、全曲暗譜にはホントに目からうろこ ![]() 相当弾き込んで身体に入っていないとできない、!至難の業! いつか全曲をとは思っているものの、それはそれはゴールに辿り着けるのかも怪しい 寄り道し放題の長~い旅でして、途中随分休憩もしながら その道のりをえっこらえっこら呑気に進んででおりましたが、 これではいかん !!! と奮起 ![]() 楽譜棚に忘れられそうに譜読みもされずに眠っていたブーレーズの楽譜を引っ張り出して、 ポロポロ弾き始めています ![]() もちろん、ブーレーズ以外も色々漁り中 ![]() 来年辺りのコンサートでは、またマニアックな曲弾きの私になっているかもです。 道草してなければ~ ![]() スポンサーサイト
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今シーズン初の雪を見ました
![]() 今シーズンは初冬から寒さが厳しいですね。。。 ![]() 毎年このシーズンは霜焼けで悩ましい生活をしていますが、 冬に開催しているコンサートが、今回は11月末と早めに終えられたからか、 霜焼けの悪化を免れています ![]() もともと冷え性なので、そもそも末端神経はいつも冷たくなっているのですが、 ピアノを本気でガンガン練習していると、すご~く冷たいところから、 一気に血流が上がっていって、鍵盤に当たっている指たちが 一種の打撲?状態のようになってひどくしているのかもと感じています。 今シーズンも、コンサート時期は霜焼け進化中でしたが、 今は比較的落ち着いていて、日常的に困るまではいっていません。 ピアノの練習をゆる~くしていると悪化しないとは、ピアノ弾きとしては何とも皮肉なお話。。。 ![]() ![]() 次回は12月19日の開催予定なので、どう考えても 地獄の霜焼け指との戦いで迎えるコンサートになるんだろうな... と想像できるだけに、今から恐怖と憂鬱に襲われます ![]() ![]() |
来月6月22日(日)に、コンサートを開催します。
ドビュッシー生誕150周年記念の年にスタートした ドビュッシーシリーズのコンサートの第3回です ![]() 今回は初期~中期にわたる組曲を取り上げ、 ドビュッシーの様々な技法のサンプル見本市のような面白さや、 ドビュッシーの多彩な音楽性を感じていただけるプログラムに なっているのではないかと思っております。 ![]() Debussy Note.3 4つの組曲 ~ドビュッシーの目に映っていたもの~ 6月22日(日)15時開演(14時半開場) やなか音楽ホール 東京、西日暮里駅 徒歩4分 <プログラム> 版画 / ピアノのために / 子どもの領分 / 小組曲(連弾) 私は休憩後の後半の出演で≪子どもの領分≫と≪小組曲≫を演奏します ![]() 人気の下町“谷根千”を散策しがてら、コンサートにいらして下されば嬉しいです ![]() |
音楽を聴いて涙したことってありますか?
そうそうあることではないと思いますが・・・私はあります。 今でもその音が残っているその曲は、メシアンの「世の終わりのための四重奏」。 先日このプログラムが入ったコンサートを聴く機会があって、 以前(随分前にはなりますが)心が震えて涙したことを 久々に思い出しました。 それまでCD等で聴いたりしても、そこまで感じた事はなかったのに、 とあるコンサートで聴いた際には、この世のものとは思えない 「神の音?!」がしたのです。 それこそ、天の響き。 すべてが愛おしく、感謝の心で満ち溢れ、何とも言えない世界観を感じたのを 今でも鮮明に憶えています。 その曲ができた背景等に思いを致すと、そうさせるのも頷ける気がします。 それに演奏されて初めて「音楽」という形になる、その「時」のそんなすばらしい空間に 立ち会えた奇跡にも感動です。 私の演奏が、誰かのそんな音楽になるのは、とてもとても難しいことですが、 演奏する時は、誰かの心を揺らす演奏になればいいなと、いつも思っています。 さて、来月12月15日に「ぴあのは踊るダンス・ダンス・ダンス」と題し、 「舞曲」をテーマにしたピアノのジョイントコンサートを行います。 師走の忙しい時期かとは思いますが、お時間の許す方は 是非コンサートにいらしてください ![]() ![]() 詳しくはHPのインフォメーションか、コンサートのHPをご覧ください。 こちらは涙すると言うより、曲も、音も、聴いて下さる皆さんの心も、 楽しく“踊る”コンサートになればと思って只今頑張って取り組み中♪ …ではありますが、今週末に別の本番があるので、今はちょっとそちら優先 ![]() こちらもいい音楽として演奏できますように… |