fc2ブログ
現代音楽漬
先日、ブーレーズのピアノ独奏曲全曲コンサートに足を運びました。
素晴らしい演奏に感嘆と感動し、刺激を受けて現代ものへの熱が沸々と湧いてきました。
私も時々ブーレーズを暗譜で弾いてましたが、全曲暗譜にはホントに目からうろこ
相当弾き込んで身体に入っていないとできない、!至難の業!

いつか全曲をとは思っているものの、それはそれはゴールに辿り着けるのかも怪しい
寄り道し放題の長~い旅でして、途中随分休憩もしながら
その道のりをえっこらえっこら呑気に進んででおりましたが、
これではいかん !!! と奮起
楽譜棚に忘れられそうに譜読みもされずに眠っていたブーレーズの楽譜を引っ張り出して、
ポロポロ弾き始めています
もちろん、ブーレーズ以外も色々漁り中

来年辺りのコンサートでは、またマニアックな曲弾きの私になっているかもです。
道草してなければ~

スポンサーサイト



【2015/03/02 12:34】 | 音楽 | page top↑
雪と霜 ?!
今シーズン初の雪を見ました
今シーズンは初冬から寒さが厳しいですね。。。

毎年このシーズンは霜焼けで悩ましい生活をしていますが、
冬に開催しているコンサートが、今回は11月末と早めに終えられたからか、
霜焼けの悪化を免れています

もともと冷え性なので、そもそも末端神経はいつも冷たくなっているのですが、
ピアノを本気でガンガン練習していると、すご~く冷たいところから、
一気に血流が上がっていって、鍵盤に当たっている指たちが
一種の打撲?状態のようになってひどくしているのかもと感じています。

今シーズンも、コンサート時期は霜焼け進化中でしたが、
今は比較的落ち着いていて、日常的に困るまではいっていません。
ピアノの練習をゆる~くしていると悪化しないとは、ピアノ弾きとしては何とも皮肉なお話。。。

次回は12月19日の開催予定なので、どう考えても
地獄の霜焼け指との戦いで迎えるコンサートになるんだろうな...
と想像できるだけに、今から恐怖と憂鬱に襲われます

【2015/01/31 10:37】 | 音楽 | page top↑
ピアノで映される音の風景は?
今年最後のコンサートは、シリーズも3回目となったテトラミュゼのコンサート。
4人のピアニストで行っているコンサートシリーズで、
今回は12月ではなく11月29日(土)の開催です。


ピアノは映す ~音の風景~

   Tetramusee 第3回チラシ  


私の演奏は現代ものです。
邦人作曲家、武満徹とフランス現代作曲家、メシアンの作品を並べました。

武満徹 : 雨の樹 素描Ⅰ、Ⅱ~オリヴィエ・メシアンの追憶に~
メシアン : 火の島Ⅰ、Ⅱ


「静と動」「東洋と西洋から見た東洋」等・・・いろいろな対比としても楽しめます 
まだまだ発展途上ですが、作品としも、全体のプログラムの中の位置づけとしても、
面白い味が出せるといいな~と、取り組んでおります

聴きに来られる方には、まだ少々先ですが、お時間ありましたら是非いらしていただけますと幸いです。
演奏する方にとっては、あと2ケ月を切ってしまった~!!! と焦るばかりなんですけど・・・


【2014/10/06 10:22】 | 音楽 | page top↑
ドビュッシーコンサート
来月6月22日(日)に、コンサートを開催します。

ドビュッシー生誕150周年記念の年にスタートした
ドビュッシーシリーズのコンサートの第3回です

今回は初期~中期にわたる組曲を取り上げ、
ドビュッシーの様々な技法のサンプル見本市のような面白さや、
ドビュッシーの多彩な音楽性を感じていただけるプログラムに
なっているのではないかと思っております。

DebussyNoteチラシ

Debussy Note.3
4つの組曲
~ドビュッシーの目に映っていたもの~


6月22日(日)15時開演(14時半開場)
やなか音楽ホール 東京、西日暮里駅 徒歩4分

<プログラム>
版画 / ピアノのために / 子どもの領分 / 小組曲(連弾)

私は休憩後の後半の出演で≪子どもの領分≫と≪小組曲≫を演奏します


人気の下町“谷根千”を散策しがてら、コンサートにいらして下されば嬉しいです



【2014/05/22 21:12】 | 音楽 | page top↑
音楽の力
音楽を聴いて涙したことってありますか?

そうそうあることではないと思いますが・・・私はあります。

今でもその音が残っているその曲は、メシアンの「世の終わりのための四重奏」。
先日このプログラムが入ったコンサートを聴く機会があって、
以前(随分前にはなりますが)心が震えて涙したことを
久々に思い出しました。

それまでCD等で聴いたりしても、そこまで感じた事はなかったのに、
とあるコンサートで聴いた際には、この世のものとは思えない
「神の音?!」がしたのです。

それこそ、天の響き。
すべてが愛おしく、感謝の心で満ち溢れ、何とも言えない世界観を感じたのを
今でも鮮明に憶えています。

その曲ができた背景等に思いを致すと、そうさせるのも頷ける気がします。
それに演奏されて初めて「音楽」という形になる、その「時」のそんなすばらしい空間に
立ち会えた奇跡にも感動です。


私の演奏が、誰かのそんな音楽になるのは、とてもとても難しいことですが、
演奏する時は、誰かの心を揺らす演奏になればいいなと、いつも思っています。


さて、来月12月15日に「ぴあのは踊るダンス・ダンス・ダンス」と題し、
「舞曲」をテーマにしたピアノのジョイントコンサートを行います。
師走の忙しい時期かとは思いますが、お時間の許す方は
是非コンサートにいらしてください

20121215チラシ


詳しくはHPのインフォメーションか、コンサートのHPをご覧ください。

こちらは涙すると言うより、曲も、音も、聴いて下さる皆さんの心も、
楽しく“踊る”コンサートになればと思って只今頑張って取り組み中♪
…ではありますが、今週末に別の本番があるので、今はちょっとそちら優先
  こちらもいい音楽として演奏できますように…


【2012/11/14 00:56】 | 音楽 | page top↑
| ホーム | 次ページ