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ア・ツ・イ 歌声
<久しぶりに男声合唱のコンサートを聴いてきました。
何年ぶりでしょう

初めて男声合唱のコンサートに足を運んだのは学生時代。
「う~ん、こんな音楽もあるんだ~」と新しい衝撃があったのを思い出します。
男性のみで、しかも大人数で歌うと....それはそれは音の厚みにびっくりしたものです。


そもそも歌は人間が楽器。
人間が自身で創る、もっともシンプルな音楽でもあるので、
とても身近で、自然なものであるし、人の心には伝わりやすく
入りやすいものだと思います。

それが合唱の場合、数の力で束になってより強いものにするのですから、
それだけでスゴイことですよね。
(数の暴力になることもありますが・・・?!)

そんな特性もあってか、技術云々より、思いだけでも十分何かは
伝えられる力を持っていると思います。

やはり歌の力は“生身の人間”というだけですでに十分なのだと・・・。


私の専門、ピアノという楽器は、打楽器のピアノと言うある意味
フィルターのようなものを通して表現して伝えないといけないわけで、
間接的な分、伝える力、技術、思いといったものが、
より重要性を増して必要になる難しさを感じます。


「ピアノそのものが声となって奏でている」そんな演奏ができればと日々奮闘です。


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【2012/04/12 00:00】 | 音楽 | page top↑
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